■建築研究資料 |
No.176号(2016(平成28年) 11月) |
<概要> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
本調査は、非住宅建築物の省エネルギー基準に適用可能な、一次エネルギー消費量を指標とする総合的評価方法を開発するため、建物用途分類や室使用条件等の枠組みを検討するとともに、評価方法の精度確保のために重要となる要因(空調熱源や照明制御の実態性能)に関して調査分析を行うことを目的とする。建築物の一次エネルギー消費量の評価においては、実使用条件等の妥当な計算与条件及び設備機器のエネルギー消費特性について、適切な設定をすることが重要である。本調査では、室使用条件等の計算与条件については既存文献の調査、実務者へのヒアリング調査及び現場調査を実施、設備機器のエネルギー消費特性については既往研究成果の分析及び実建物における実測データ分析を実施し、それぞれについて省エネルギー基準における一次エネルギー消費量評価手法の開発のための基礎的な情報として取り纏めた。
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