■建築研究資料 |
No.181号(2017(平成29年)4月) |
<概要> | |||||||||||||||||||||||||
本資料は、国土交通省により平成20年度より実施されている「住宅・建築物省CO2推進モデル事 業」(平成22年度より「住宅・建築物省CO2先導事業」に改称)において、平成25年度第1回から平 成26年度第2回までの計4回の公募で採択された案件を中心に、導入されている技術・取り組みの 内容をさまざまな切り口で分析し、とりまとめたものである。 序では、住宅・建築物省CO2先導事業の概要について、事業の目的、評価の流れと評価の実施体 制、採択結果の概況などについて記載した。 第1章では、採択案件を分析し、提案されている省CO2技術や取り組みの傾向把握を行った。こ こでは、モデル性の観点から技術を分類した技術マップ、建物用途等の建物の特性と導入技術に 関する傾向分析、モデル事業の採択案件で見られた特徴的な取り組みについて、それぞれとりま とめた。 第2章では、採択案件で採用されている個々の技術を、類型化して整理した。非住宅、住宅そ れぞれについて、設定した分類に従って取り組みの具体例を挙げながらその内容に関する説明を 提案者が記載した申請書類等の記述に基づいて編集した。 第3章では、採択された38件(うち1件で取り下げがあった)の提案について、概要を掲載し ている。各提案の「提案概要」、「事業概要」、「概評」は建築研究所で記入し、「提案の全体像」、「省CO2技術とその効果については建築研究所からの依頼により提案者が記載したものを取りまとめた。 最後に付録には、住宅・建築物省CO2先導事業評価委員会から出された計4回の公募における評 価結果の総評について掲載した。 | |||||||||||||||||||||||||
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